2005年01月31日

勉強

この間、コンピュータのコースをちょっと覗いてみた。3人しか生徒はいなかった。一人は50代、一人は60代。もう一人はわけわからんくらい年取ったじいさん。電源が入っていないコンピュータのマウスをいじって首をかしげていた。そのじいさんが「わしはインターネットとイーメールのコースをやっとります。」とにこにこしながら話しかけてきた。ほんとうに楽しそうだった。

誰かが言っていた。学ぶのに遅すぎるということはない、と。











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2005年01月21日

料理

料理は科学だ。

さしすせそ、の順番で調味料を使うのも科学だ。砂糖のほうが塩より粒(分子レベル)が小さいので、食材に入っていきやすい。先に大きなものが入ると次の調味料はしみこみにくい。だからさしすせそ。なのだと思う。化学だ。

舌の先は他の場所より甘味を感じる。だからアイスクリームは舌の先でなめる。これは甘そうだと思うと、舌の先で味わおうとする。生物学だ。

形の一定でない食材、例えばさつまいもを同じ質量で切り分けるにはどうすればいいか。体積は底面積と高さの積である。底面積と高さが同じなら体積は同じだ。先のほうの細い部分には斜めに包丁を入れて面積を大きく取るようにする。真ん中の太い部分になるに従って、真横に切る。そうして底面積をできるだけ一定にする。後は厚みをそろえればいい。物理学だ。

人間は、バランスのよいものを美しいと思う傾向がある。だから、丸い皿には四角いものを、直線で形作られた皿には丸いものを盛り付ける。色は赤、黄、緑をバランスよく。これは心理学か。

自然界にあるものに、力か熱か他の物質を加えることでそれを変化させ、それを人間が食べるのが料理だ。

だから料理は科学である。

(河童)

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2005年01月05日

1月

1月になるとあけましておめでとうと言うのだそうだ。

朝に出会えばおはようございます昼に出会えばこんにちはという代わりに、あけましておめでとうと言う。別におはようございますと言っても危害を加えられたり、お金を請求されたり、逮捕されたりはしないけれど、とにかくあけましておめでとうと言う。

12月31日が1月1日になるのと、8月18日が8月19日になるのとはさほど大きな違いはないのに、12月31日が1月1日になると何か新しいことが始まるような気がする。そして新たな目標を考えたりするのです。

12月31日が1月1日になるのと、8月18日が8月19日になるのとさほど大きな違いはないのなら、8月19日にも何か新しいことが始まるような気がして、そして新たな目標を考えてもよさそうなのに、なぜか1月1日は特別なのです。

(河童)
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2004年12月19日

ビジネス

6年3ヶ月間、ニュージーランドでレストランビジネスをやった。

売り上げも増えた。利益もアップした。店も大きくした。「成功したビジネス」と会計士にも言われた。「My favorite restaurant」と言ってくれるお客さんも一人や二人ではなかった。オークランドからわざわざきてくれる日本人のお客さんもいた。「疲れた時に来るとほっとする」と言ってくれる人がいた。イングランドからもう一度わざわざ食べに来てくれたカップルがいた。店でプロポーズをした男性もいた。

「ビジネスはうまくいった」と自分でも思った。

いろいろあった。一度も店に来たことがないのに「素人がやっているからまずい」と言う人がいた。6年たってもその人はそう言ってた。英語もできないスタッフに「もっとちゃんとしたシェフがいる店だと思った」と言われた。「給料なんか安くてもいいです。ワークビザさえサポートしていただければいいんです。雇ってください。お願いします。」と頭を下げた男性に、ワークビザをサポートして3ヵ月後「こんな給料じゃやってられないから辞める。」と言われた。毎日仕事が終わってからスタッフのために作るまかないを「他の店より内容が悪い」と文句を言うスタッフがいた。

当時は、「お前ら人のことごちゃごちゃ言う前に、自分のことちゃんとせぇー!」と思ってた。

振り返って考えた。確かに最初は素人だった。作ってたものもたいしたもんじゃなかった。プロが付きっきりで教えてくれていたとはいえ、プロの仕事といえるものを作っていたかどうか、わからない。だから、「ちゃんとしたシェフ」だったかといわれれば、そうじゃなかったかもしれない。そして、家族3人食べていけるだけの給料をキッチンハンド一人に払うだけの余裕もなかった。余裕もなかったのにその人を雇った。当然まかないは残った食材だけで作っていた。売り物をまかないで出すことは特別な時以外ほとんどなかった。メニューをそのまま出している他の店より内容が悪いといわれれば全くその通りだった。

自分の中の基準で計れば、これ以上できないくらい仕事した。もう限界というところからもうひとつかふたつ越えるぐらいやった。それは自信ある。

でも、違う物差しで計ったとき、ビジネスとしてうまくいっていたのかどうか。自分がやったと思うほどうまくいってなかったのかも知れないと思った。本人がどれだけやったと思っているかなんて、ビジネスには関係ない。そして、ビジネスとして本当にうまくいってたのなら、いろんなこと言われなかったのかもしれない。いや、言わせなかったのかもしれない。

「人のことごちゃごちゃ言う前に、自分のことちゃんとせぇー!」は、自分自身への言葉だった。

見よう見まねで、手探りで、自分で考えてしかやってこなかった。ちゃんとビジネスを勉強しなかった。目の前の必要な知識は知っているけれど、それ以外はほったらかしにしてきた。これじゃあビジネスはうまくいかない。

ビジネスの基礎を勉強した。週に2回、6時間、24週間学校に通った。家で週15時間勉強しないとついていけないカリキュラムだ。12月7日に最後の授業が終わった。明日最後の提出物を出して終了する。知っていることも多かったけれど、勉強になることもたくさんあった。基礎の基礎だけだけれど、一通り勉強した。勉強したからビジネスがうまくいくとは思わない。けれど、今まで不足していた一部の知識が得られたのは確かだ。今後につながる人脈もできそうだ。これからもっと勉強していかないといけないけれど、その最初のステップは踏み出したと思う。

また、予想もしなかったいろんなことが起こるだろうけれど、ちょっとやってみようかと、今、思っている。

(河童)
posted by 河童 at 14:08| Comment(7) | TrackBack(0) | 河童のビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

上司のTは、私のことを頭の回転の速いやつだと思っている。Tと会うときは、せいぜい頭の回転が速く見えるようにふるまうことにしよう。

近所に住むSは、私のことを明るくてさわやかだと思っている。Sに会うときは、にこにこして挨拶するように心がけよう。

化学の先生Rは、私のことを暗いやつだと思っている。Rといる時は黙っていることにしよう。

いつまで他人の書いた台本通りのセリフをしゃべり続けなければならないのだろう。自分自身を演じ続けている自分はいったい何者なのだろう。

かと言って、脚本と演出を自分でやる一人芝居を誰か見に来てくれるだろうか。自信がないのなら求められる役を嫌でもやり続けるほうがはるかに楽だ。

(河童)
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2004年12月18日

どうでもいい

どうでもいいと思ったら、いろんなことを受け入れられるようになった。

そして、どうでもいいと思わなくなった。

(河童)
posted by 河童 at 17:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 河童雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

引き出し

机の一番上の引き出しの中がぐちゃぐちゃだ。

消しゴムがうまく入らない。使わない鉛筆やボールペンが一杯で、気に入ってるペンがなかなか見つからない。使いたいときに限って定規がでてこない。いらいらする。仕事がはかどらないのはこの引き出しのせいだ。人生うまくいかないのは仕事がはかどらないせいだ。何もかもうまくいかないのは、ぐちゃぐちゃの引き出しが原因だ。

机の一番上の引き出しの中ばかり気にしていた。

気がついた。机の場所が悪いのかもしれない。机を置く部屋を変えてみるか。もうちょっと考えた。ひょっとしたら今住んでいるところを引っ越すのもいいかもしれない。違う町に住むのもいい。さらに考えた。いっそのこと住む国を変えてみようか。

もう、消しゴムがうまく入らない引き出しのことなんかどうでもよくなっていた。

引き出しの中はぐちゃぐちゃのままだけど。

(河童)



posted by 河童 at 17:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 河童雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月26日

惑う

ちょっと性格でも変えてみようと思う。

そろそろ惑っている場合ではない年齢だけれど、ここいらでもう一度自分の性格を見直して、変えられるところは変える。

そんなことができるのだろうか。

昔、「地獄の特訓○○日間!!」という、ちょっと見たら引いてしまいそうな広告が新聞に載っていた。最終日には抱き合って号泣するそうだ。初日から全人格を否定されるような訓練があるらしい。参加しようとはまったく思わないが、参加した人と直に会って話を聞いてみたいとは思う。その人がどんな目をして話をするのか。参加する前と後でどんな変化があったのか。何がその人を変化させたのか。

人生の真ん中で、もう一度ゆっくり自分の中身を点検してみるのもいいかもしれない。そして、何かが必要なときは、とりあえずやってみようと思う。

(河)
posted by 河童 at 15:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 河童雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月25日

ワンガマタ

ワンガマタという小さい町に行った。

海と山に囲まれたほんとに小さな町。

車で国道を走っているとそのまま町に入る。両側にレストランや雑貨屋、映画館がある。ほんの少しだけ走ればすぐ海に突き当たる。

モーテルにチェックインする時、オーナーに聞いてみた。
「この町の人口は何人?」
「普段は2000人くらい。でも、夏は1万人くらいになるよ。」
「ビーチまで歩いて何分?」
「10分も歩けばビーチだよ。」
「町の端から端まで歩いて15分くらいかな?」
「15分でじゅうぶんだよ。」

それでこの町が大体わかった気になった。いつもそうだ。人口や大きさや距離を数字で聞けば、わかった気になる。でも、実際は何もわかっていない。「人口が2000人の、歩いて端から端まで15分、ビーチも10分の町。夏は人口が5倍になる。そんな町、ワンガマタ。」なんじゃそりゃ。全然わかってない。




ビーチに行った。散歩した。犬の散歩をしている人とすれ違った。彼は「ハイ」とにっこりしながら静かに言った。サーフィンをしている地元の若者達がいた。うまい奴がいた。そいつはいつまでも海の中にいた。他の奴らは休憩のほうが多かった。

砂浜を歩くと足が疲れた。町に戻る途中、海が見える3階建てのリゾートマンションを建てていた。2部屋まだ売れ残っている。隣の小さいビーチハウスが売りに出ていた。

ヨットクラブらしい建物の前の駐車場はいっぱいだった。ボートが一隻岸を離れたところだ。ごみ収集車のにいちゃんと目が合った。汗だくの彼が「ハイ」と言って笑った。

ソフトクリームを食べた。こどもがじーっと見ていた。母親は青い空を見ていた。

そんな町、ワンガマタ。












(河)
posted by 河童 at 13:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 河童雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月14日

Do you Know me?

Do you Know me? と、

牛乳飲み

は、似ている。

(河)
posted by 河童 at 08:55| Comment(0) | TrackBack(1) | 河童雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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