2005年07月27日

こだわり

十代の頃はまだまだ日本にいた。


周りのオトナが言うことに、なんか違和感を抱いていた。

「そんなこと誰もしていないだろ」

「もっと周りを見て」

「和を乱すな」


なんか違うと思っていた。自分が思うことが全然できないと思った。


「誰もしていなくてもやりたければやればいい」

「周りを見ても最後は自分で決めればいい」

「和は乱れるもんだ」

と思って、思ったとおりにしていた。


ニュージーランドに来て、だれもそんなことを言ってないことがわかった。「誰もしていないから君もしてはいけない」なんていうことは言わない。「周りに合わす」ことを優先しない。「和」なんてことは理解していない。


でも、そんな国で今生きている自分が、「誰もしていない」「周りを見て」「和を考えて」と無意識に思っているのに気がついた。周りがそんなことを言わないだけに余計にそんな自分に気がつく。

十代の頃に逃れようとして否定してきたものに、今、取り付かれている。



(河)

posted by 河童 at 14:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ピーポー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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